育児用品の選び方・通販ガイド

ベビーカーの種類と特徴比較

ベビーカーと一口に言っても様々なタイプ・種類があります。ここでは、大きくA型、B型といったベビーカーやバギータイプなど様々な種類があるベビーカーについて、それぞれのメリット・デメリットの他、利用者様のライフスタイルに応じてどんなベビーカーがおすすめなのかを分かりやすく説明・比較していきます。
ちなみに、ベビーカーの「A型」、「B型」というのはSG基準という日本のルールに沿ったものです。そのため、海外ブランドのベビーカーは「A型相当」「B型相当」となっています。

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各ベビーカーの種類(タイプ)とそれぞれの特徴

A型ベビーカー

A型ベビーカーは、新生児の時期から使えるタイプのベビーカーです。ほぼフラットにすることができ、首が据わっていない赤ちゃんを乗せることができます。安定性・衝撃吸収などに優れます。その一方で、B型ベビーカーと比較すると重みがありサイズも大きくなります。
昔は、首が据わるまではA型はレンタルで対応するという方が多かったようですが、近年のものは割りと軽量化されています。
使用できる期間はおよそ2年間(24ヶ月くらいまで)。ハンドルを切り替えて向き合う形(対面)で乗せることができるものがほとんどです。

B型ベビーカー

B型ベビーカーは一人で座ることができる乳児から幼児を対象にしたベビーカーです。腰がしっかりと据わっていることが条件になります。A型と比較すると軽量・コンパクトであるのがメリットです。
使用できる期間は生後7ヶ月くらいから24ヶ月くらいまで。
クッションなどはA型と比較して少ないので、連続して利用できる時間はちょっと短めです。最近では、A型ベビーカーの軽量化がすすんでいますので、販売されているものは価格を抑えたコンパクトなタイプが主流です。

バギー

バギータイプのベビーカーは大きくB型よりもコンパクトという意味で使われる場合と走行性能を高めたベビーカーという意味の二つがある。前者の場合はB型よりもコンパクトでセカンドベビーカーとしての意味が強く、後者の場合は三輪で車輪が大きくデコボコした道でも走らせやすく、動かしやすいという特徴があるベビーカーです。

トラベルシステム

トラベルシステムとは、ベビーカーの座らせる部分が着脱可能で、一般には「ベビーカー」「チャイルドシート」「ロッキングチェア」の1台三役を兼ねるタイプのものです。チャイルドシートとして使った場合でもそのままベビーカーにしたり、そのまま自宅に連れて帰れたりする点が魅力的です。

AB型ベビーカー

A型としてもB型としても使用できるベビーカーです。2000年ごろに初めて登場して当時のSG基準においてA型、B型のどちらにも該当しないため、AB型と呼ばれています。このタイプは今はほとんどの場合で「A型」として扱われています。ちなみに今ベビーカーを購入する際における「A型」はこのAB型ベビーカーです。
(近年はあまりAB型ベビーカーという言葉は使われないようです)